小学生から見た出雲圏IT事情
時が過ぎるのは早いですね。
五月にハッカソンの振り返り記事を書いて二回目の更新になります。
この記事は松江移住ITエンジニア Advent Calendar 2016 - Adventar19日の記事です。
前日は同僚の拓勝さんからバトンを受け取り、明日はteeta32さんです。
拓勝さんの記事にあった「白鳥が特別なものに感じない」というのは宍道湖中海圏域ですと共通認識なのでしょうか。
松江市内、通学路の田んぼにもふつうにいます。
teeta32さん、いつもお世話になっています。記事楽しみにしてます。
さてまずは私の自己紹介から、三年前広島県北の県境から生まれ故郷松江市に戻ってきましたsakasita001です。
経歴は学校制御工学を学び、金属加工工場で加工機械のオペレータを経てプログラマーとしての松江に転職してきました。
仕事ではJavaを使い、JavaSE7Goldの資格を取得しています。
8にアップグレードするかは悩み中です。
現在の松江市では、RubyCityMatsueプロジェクト等多数の関係者皆さまのご尽力により松江市では週末勉強会で過ごす事ができ、勉強会の内容もRuby以外にもセキュリティ、OSS、PHP、Iot、機械学習等地方としては盛り沢山です。また松江市以外でも複数のコミュニティが活動されています。
今年の私の活動としては、「オープンソースカンファレンス2016島根のLT司会」と「松江Ruby会議08の懇親会担当」をさせいただきました。
皆さま大変お世話になっております。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回、私からは昔話をしようと思います。
私のITに対する原点であり、コミュニティにかかわる原点でもあります。
私が行ってきた事ではなく、他の方々がやってこられた事を私が体験したお話しです。
時間等について覚え間違え等あると思いますので具体的なお話しは伏せさせていただきます。もしご興味ある方がおられれば、飲みの席で声をかけていただければと思います。
さて20年程度前、私の母は「某会計ソフトの営業活動」を業務としており,
「家電量販店でのソフト紹介」や「パソコン教室の開催」、「決算作業の受託」等山間を含む山陰中を駆け回っていました。
休日の出勤が多くて、小学校低学年だった私も家電量販店等に連れていかれお店のお兄様方・お姉さま方にお世話になりました。
お店の中をちょろちょろ走り回り、大変ご迷惑をおかけいたしました。
その代わり、Tシャツ印刷やお菓子のつかみ取り等イベントのサクラを務めてたので許してください。(当時はサクラをしていたという認識もなかったですが)
そんな母に連れられ、平日の夜に県立青年の家「サンレイク」にてパソコン教室に参加していました。
といっても一番後ろでゲームしてたり、お兄さんに相手してもらったりとお店に連れていかれたとき同様お邪魔しかしていません。
この場を借りてお詫び申し上げます。
このサンレイク、Windows95以前のCUIしか搭載していないPCが二十台前後導入していたのを皮切りに、教室をしていた当時は95が十台程度並んでいたかと思います。
ちなみに、当時のSameGame(さめがめ)のレコードホルダーはITエンジニアのお兄様方だったことは記載しておきます。
ほかにもこのお兄様、私の遊び相手をするのにおみくじプログラムを即興で作ってもらったりしてました。
おかげで、特に雑誌等読まずに「ゲームってプログラムでできているんだね。」という感覚を持てましたし、ActiveBasicを小6で少し構ったりもしました(まったく何ものこっていません。同時にゲームプログラマをあきらめた瞬間でした。)
話は脱線しましたが、森内閣によりIT革命が叫ばれる五年ほど前に青年の家にこれほどの設備が整っている先見性には脱帽です。
それとも、各自治体様ですでに出来上がっていた流れなのでしょうか。
当時の流れをご存知の公務員さんおられたらぜひお話しを聞いてみたいです。
その後小学生後半頃から母に連れられて外出することも少なくなっていき、3年前転職するまではITともコミュニティとも無縁の生活でした。
今、当時のお兄様方と同じ界隈で立てていることをすごく不思議な思いでいます。
当時からご活躍の先達もおられ、UIターンされた方々が新しい風を運んできていただける今の松江のコミュニティ事情は私にとってはすごく居心地がいいです。
現在移住先をお探しの方、いきなり住むとなるとハードルが高いと思います。
現地の下見がてら勉強会に参加されてみてはいかがでしょうか。
直近で私が 把握している不定期イベントですとRails Girls MATSUE03(3/4)でしょうか。
定例的な勉強会ですと「山陰ITレーダー」でご確認いただくのがよろしいかと。
また、地元の方々で当時「子供の相手したなぁ」と思い出された方おられましたら、ぜひご挨拶させてください。
チビガキが体だけ大きくなりました。
このブログの今後の予定ですが、年末までに今回の松江Ruby会議08の振り返りを書きたいと思ってます。
懇親会のとりまとめを任せていただきましたので「ドタバタ記」をみなさんに楽しんでいただければ幸いです。
ハッカソンに参加してきました。
5月の連休明けハッカソンをしてきました。
普段SIerとして「与えられた仕事をいかに効率よくこなすか」という視点で仕事をしている分、今回「自ら企画したソフトをいかにQD高く届けるか」という視点は新鮮でした。
またパートナーには申し訳ないのですが、初体験だらけだったので忘れないうちにメモします。(今回のハッカソンはエンジニア二人一組でした。)
ハッカソンの概要
エンジニア8人を当日のくじ引きで二人一組計四チームでテーマに沿った開発を行う。(四十代1人三十代中盤四人三十代前半二人二十代後半一人)
時間は10:00~翌日17:00
テーマは当日に発表「小学校一年生を対象とした知育アプリ」
対象とした小学生が今やってるアプリから離れるソフトを作ることが評価軸の一つです。
募集は主催者の声のかかった範囲のみで狭く「技術の開発又は実用化のための試験に用いるための利用」と考えて著作物を使用有りとしました。(インターネット上Git等には上げないこと)
チームで話し合ったソフトの方向性
・倒すべきアプリを知る。
・はまっている原因は二つ
・報酬(自機が成長すると大きくなりスピードが速くなる。)
・変化(自機が成長するとステージは拡充する。切り替わらない)
・コレクション(成長した自機をピクチャー機能で振り返ることができる。)
・プロダクトの方針
・企画
・周りの状況が変わる中で操作で切り抜けたい。
・結果を踏まえて自機を成長させたい。
・技術
・大規模なものはできないのでJS一本でいく。
・Nitrous.IOを使ってデータを公開する。実機(私の端末)より確認する。
・GitHubを使う。
・Nitrous.IOを使うため、著作物は利用しない。(パブリックドメインでの対応)
制作物
以下のように自機が各ゾーン3レーンの中を移動して走り抜け、問題画像とを表している文字(ひらがな)を選択するゲームとした。
障害物ゾーン
|-----------|-----------|-----|
問題画像 答え選択
結果は4チーム中4位
悔しいけど妥当だと思います。
1位3位はキャラクター商法つかって簡単なゲームをさせるもの。
2位はWebカメラをそのままジグソーパズルとして利用するもの。
2位の発想力と形にする技術力はさすがの一言です。
1位3位に関しては、さすが経営層のエンジニアという発想で、ターゲットに狙いすました素晴らしい企画でした。
以下感想
・障害物をよけて答えを選択するのではなく敵機を追いかけて追いついてから回答を選択するほうが良かったのではないか。
・そのさい、障害物にあたったらスコア原点ではなく一時的なスピードダウン等を行う。
・そもそも私が時間かかりすぎた(JSにもGitにもGIMPにも触ったことがない。依頼される事ほぼすべてが初挑戦)
・悔しい。一人技術力が劣っているのは重々承知で参加しましたが、やっぱり負けると悔しいのとパートナーに申し訳なかった。